前提条件
- 管理者権限を持つSlackワークスペース
- ワークスペースにアプリをインストールする権限
Slackアプリの作成
- Slack APIウェブサイトにアクセス
- 「Create an app」または「Your apps」をクリック
- 「From scratch」を選択
- アプリ名を入力し、ワークスペースを選択
- 「Create app」をクリック
Slackアプリの設定
基本情報
- アプリ設定で「Basic Information」に移動
- Client IDとClient Secretをメモ（後で必要になります）
- アプリの短い説明を追加
OAuth & Permissions
- サイドバーの「OAuth & Permissions」に移動
- アプリに以下のスコープを追加：
ボットトークンスコープ
channels:read- パブリックチャンネルの基本情報を表示channels:write- パブリックチャンネルを管理chat:write- アプリとしてメッセージを送信chat:write.public- アプリが参加していないチャンネルにメッセージを送信groups:read- プライベートチャンネルの基本情報を表示groups:write- プライベートチャンネルを管理im:read- ダイレクトメッセージの基本情報を表示im:write- ダイレクトメッセージを送信mpim:read- グループダイレクトメッセージの基本情報を表示mpim:write- グループダイレクトメッセージにメッセージを送信users:read- ワークスペースの人々を表示users:read.email- ワークスペースの人々のメールアドレスを表示
ユーザートークンスコープ（必要な場合）
channels:read- パブリックチャンネルの基本情報を表示chat:write- ユーザーとしてメッセージを送信
イベントサブスクリプション（オプション）
- 「Event Subscriptions」に移動
- リアルタイム更新を受信したい場合はイベントを有効化
message.channels、message.imなどの関連イベントを追加
Jinba Flowでの設定
- Jinba Flowのワークスペース設定に移動
- 「シークレット」セクションに移動
- 利用可能な認証情報のリストから「Slack」を探す
- 「設定」または「新規追加」をクリック
- Slackアプリ認証情報を入力：
- Client ID: Slackアプリの基本情報から
- Client Secret: Slackアプリの基本情報から
- Bot Token: OAuth & Permissionsから（
xoxb-で始まります） - User Token: OAuth & Permissionsから（
xoxp-で始まります）（必要な場合）
- 「保存」をクリックして認証情報を保存
アプリのインストール
- Slackアプリの「OAuth & Permissions」に移動
- 「Install to Workspace」をクリック
- 権限を確認し、「Allow」をクリック
- Bot User OAuth Token（
xoxb-で始まります）をコピー - ユーザースコープを要求した場合はUser OAuth Token（
xoxp-で始まります）をコピー
使用方法
設定後、フローでSlackを使用して以下ができます：- チャンネル、ダイレクトメッセージ、グループメッセージにメッセージを送信
- チャンネルの作成と管理
- メッセージとユーザー情報の読み取り
- ファイルと添付ファイルのアップロード
- リアルタイムでイベントに応答